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    2026年5月20日

    コンサルティング営業に興味がある20代へ。仕事内容・コンサルとの違い・向いている人を整理

    投稿者:兵庫直樹

    💡 コンサルティング営業とは何か。まず定義を整理する

    「コンサルティング営業」という言葉を求人票で見たことがある人は多いと思います。でも、普通の営業と何が違うのか、コンサルタントとも何が違うのか、実はよくわからないまま使われていることがあります。まず定義から整理します。

    一般営業との違い

    一般的な営業は、自社の商品やサービスを顧客に売ることがゴールです。「この商品をこの価格で買ってください」という提案が中心で、商品の説明力・クロージング力が重要になります。

    コンサルティング営業は、まず顧客の課題を深く理解することから始まります。「あなたの会社はどんな問題を抱えていますか」「その問題の根本原因は何ですか」をヒアリングしながら、最適な解決策として自社のサービスを提案します。売ることより、課題解決が先にある営業スタイルです。

    一言で言うと、一般営業は「商品を売る仕事」、コンサルティング営業は「課題を解決する仕事」です。

    コンサルタントとの違い

    コンサルタントは、顧客の課題に対して分析・提言・改善提案を行う専門職です。戦略コンサル、ITコンサル、経営コンサルなど種類がありますが、共通しているのは「提言すること」が仕事の中心という点です。自社サービスを売ることは原則ありません。

    コンサルティング営業は、提案・ヒアリング・課題整理というコンサル的なスキルを使いながら、最終的には自社のサービスを契約してもらうことがゴールです。つまり、コンサルの思考法+営業の実行力を組み合わせた仕事です。

    3つを比較すると

    一般営業:商品を売る。説明力・クロージング力が武器
    コンサルタント:課題に提言する。分析力・論理力が武器。自社サービスは売らない
    コンサルティング営業:課題を解決しながら自社サービスを売る。ヒアリング力・提案力・論理力が武器

    この違いを理解すると、求人票の読み方が変わります。次は具体的な仕事内容を見ていきましょう。

    🔍 コンサルティング営業の具体的な仕事内容

    典型的な1日の流れ

    コンサルティング営業の1日は、商談・提案書作成・顧客フォローが中心です。

    午前中は既存顧客への定期連絡や課題ヒアリングの準備。午後は新規顧客との商談や提案プレゼン。夕方は提案書の作成や社内共有。このサイクルが基本です。商談の前後に「顧客の業界・課題のリサーチ」をする時間が一般営業より多いのが特徴です。

    よくある業界・職種

    コンサルティング営業という名称が多く使われるのは、次の業界です。

    IT・SaaS:業務効率化ツール、CRM、ERPなどの導入提案
    人材・採用:採用課題のヒアリングと人材提案
    不動産:資産形成・ライフプランに合わせた物件提案
    広告・マーケティング:集客課題に合わせた広告運用提案
    金融・保険:ライフプランに合わせた資産設計提案
    コンサルティングファーム:経営課題に対する戦略提案

    業界によって扱う課題の深さや専門知識の必要度は変わります。未経験から入りやすいのはIT・人材・不動産が多い傾向があります。次は向いている人を整理します。

    ✅ コンサルティング営業に向いている人の特徴


    「なぜ」を深掘りするのが好きな人

    コンサルティング営業では、顧客が話した表面的な課題の裏にある本質的な問題を見つけることが大事です。「売上が落ちている」と言われたとき、「なぜ落ちているのか」「どの部分が問題か」を掘り下げられる人は向いています。

    話すより聞くのが得意な人

    コンサルティング営業で最初に必要なのは、話すスキルより聞くスキルです。顧客が何に困っているか、何を本当に求めているかを引き出せる人は、提案の精度が上がります。「聞き上手」と言われる人は意外とフィットします。

    勉強・リサーチが苦にならない人

    顧客の業界・課題・競合状況をリサーチしてから商談に臨む姿勢が求められます。知識をインプットすることが苦ではない人、新しいことを覚えることが楽しい人は伸びやすいです。

    論理的に話を組み立てられる人

    提案書を作るとき、「なぜこの解決策が最適か」を論理的に説明する必要があります。感覚より根拠で話せる人、話の筋道を整理するのが得意な人は評価されやすいです。

    長期的な関係構築を楽しめる人

    コンサルティング営業は、1回の商談で終わりではなく、継続的な関係の中で信頼を積み上げていく仕事です。短期的な成果より、顧客と長く関わることにやりがいを感じる人に向いています。次は向いていない人も正直に見ておきましょう。

    ✅ コンサルティング営業向きチェック

    ・相手の話の背景や意図を考えながら聞ける → ✅当てはまる ❌当てはまらない
    ・提案する前に相手の状況をリサーチする習慣がある → ✅当てはまる ❌当てはまらない
    ・「なぜそうなのか」を考えることが苦ではない → ✅当てはまる ❌当てはまらない

    3つ✅なら → コンサルティング営業との相性は高めです
    1〜2つなら → スキルとして鍛えられる可能性はあります

    ⚠️ コンサルティング営業に向いていない人の特徴

    即断即決・短期勝負が好きな人

    コンサルティング営業は、商談から契約まで時間がかかるケースが多いです。数週間〜数カ月の提案期間が続くこともあります。「すぐ結果を出したい」「短期で数字を作りたい」という人には、スピード感が物足りなく感じることがあります。

    勉強・準備が苦手な人

    商談前のリサーチや提案書作成に時間がかかります。「その場の話術で乗り切りたい」タイプより、準備に時間をかけられる人の方が向いています。準備が苦手だと、提案の質が下がりやすいです。

    マニュアル通りに動きたい人

    コンサルティング営業では、顧客ごとに課題が違うため、毎回同じトークで対応できません。状況を見ながら提案を変える柔軟さが必要です。決まった手順をこなすことが得意な人より、その場で考えて動ける人の方が向いています。次は営業経験者がコンサルティング営業へ移るときのポイントを整理します。

    ---

    💬 兵庫直樹コメント
    「コンサルティング営業に興味がある」という相談を受けるとき、まず確認するのは「売ることとコンサルすること、どちらに比重を置きたいか」です。コンサルティング営業はその両方が求められますが、人によってどちらに充実感を感じるかが違います。

    キャリアアンカーの視点で見ると、「純粋な挑戦」や「専門家としての能力」を重視する人はコンサルティング営業でやりがいを感じやすいです。一方で「安定・保障」を重視する人は、成果が出るまでの時間の長さにストレスを感じやすい傾向があります。

    ナラティブアプローチの観点では、今の営業経験を「何を売ってきたか」より「どう顧客の問題を解いてきたか」で語り直すと、コンサルティング営業への転職でアピールしやすくなります。転職は手段であって目的ではありません。コンサルティング営業に移ることで、5年後・10年後にどんなキャリアを作りたいかまで整理してから動くと、選ぶべき会社と業界が見えやすくなります。

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    🚀 営業経験を活かしてコンサルティング営業へ。20代が選ぶ理由

    営業経験がそのまま武器になる

    コンサルティング営業で求められるヒアリング力・提案力・関係構築力は、営業経験から直接鍛えられるスキルです。「何件アポを取ったか」より「どう顧客と向き合ってきたか」を言語化できれば、異業種からでも評価されます。

    キャリアの幅が広がる

    コンサルティング営業で身につく論理的思考・課題整理力・提案力は、マーケティング・事業企画・経営企画など、営業以外の職種へのキャリアチェンジでも活きます。「営業だけのキャリア」より、将来の選択肢が広がりやすいです。

    収入が上がりやすい構造がある

    コンサルティング営業は、扱う商材の単価が高いケースが多いです。成果がインセンティブに反映される仕組みがある会社も多く、スキルが上がるほど収入が伸びやすい構造です。20代のうちにこの構造の仕事に入ることは、その後の年収の基準点を上げることにつながります。

    20代前半・未経験でも入れる求人がある

    IT・人材・不動産など、コンサルティング営業の文脈で未経験歓迎の求人は存在します。最初から高度な提案力が求められるわけではなく、ヒアリングと信頼構築から始めて、徐々に提案の幅を広げていく成長ルートが用意されている会社も多いです。

    もし自分に合う職種・業界を整理しきれないなら、私たちMakeCareerにご相談ください。MakeCareerでは転職ありきで話を進めません。今の営業経験をどう活かせるか、コンサルティング営業が本当に合うのか、一緒に整理します。やりたいことがまだ曖昧でも大丈夫です。原体験や価値観、生活スタイルまで深掘りしながら、二人三脚で進めるのが私たちのスタイルです。

    🔑 まとめ:今日の一歩

    コンサルティング営業は「商品を売る仕事」ではなく「課題を解決しながら売る仕事」です。一般営業とコンサルタントの中間に位置する職種で、ヒアリング力・提案力・論理的思考力が武器になります。

    要点は3つです。

    1つ目、一般営業は「売ること」がゴール。コンサルティング営業は「課題解決」が先にある。コンサルタントとの違いは「自社サービスを売る」こと。
    2つ目、向いているのは「なぜを深掘りできる人」「聞くのが得意な人」「準備・リサーチが苦ではない人」。
    3つ目、IT・人材・不動産など未経験から入れる業界があり、営業経験がそのまま武器になりやすい。

    今日やることは1つだけです。
    今の仕事で「課題を解決した経験」を1つ思い出してみてください。それがコンサルティング営業の自己PRの起点になります。

    監修者プロフィール

    兵庫直樹
    MakeCareer株式会社 代表取締役
    国家資格キャリアコンサルタント

    ハローワーク勤務を経て人材業界へ。20代・第二新卒・未経験転職の支援を専門とし、「転職させないキャリア相談」をモットーに活動。キャリアアンカーやトランジション理論を活用した面談を得意とする。

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