このエントリーをはてなブックマークに追加
    2026年5月18日

    職種を変える転職、20代が成功する人と失敗する人の差はここにある

    投稿者:兵庫直樹

    ✅ 20代で職種を変える転職、結論は「つながりをつくる」が勝ちやすい

    今の仕事を続けるのもしんどい。でも、まったく別の職種に行ける自信もない。第二新卒や20代前半だと、そんな気持ちになりやすいですよね。営業2年目のAさん(24歳)も、「今の職種は合わない気がする。でも未経験で受かるのかな」と止まっていました。

    結論から言うと、職種を変える転職で大事なのは、いきなり理想職へ飛ぶことではありません。今の経験を棚卸しし、近い職種から狙い、「なぜその職種なのか」をつなげること。この順番で進めると、職種変更の成功率は上がります。

    20代なら可能性は高い。でも簡単ではない

    20代は、30代以降よりポテンシャル採用が入りやすいです。企業も「今後育てられるか」を見ます。ただし、中途採用では即戦力も同時に見られます。未経験歓迎でも、誰でも通るわけではありません。

    販売職3年のBさん(26歳)が、いきなり経理へ応募すると苦戦しやすいです。一方で、接客経験を活かして法人営業やカスタマーサクセスへ寄せると通過率は上がりやすい。完全に遠い職種より「経験の翻訳」ができる職種が有利なんです。次は職種変更のパターンを整理します。

    💡 職種変更の3パターンと「ピボット転職」という考え方


    職種を変える転職には、大きく3つのパターンがあります。自分がどれに当てはまるかを先に知ると、戦略が変わります。

    パターン1:同業界・異職種(最も通りやすい)

    同じ業界の中で職種だけ変える転職です。たとえば人材業界の営業から採用担当へ、メーカーの営業から商品企画へ、といった動き方です。業界知識がそのまま使えるため、採用側から見て「使える人材」と判断されやすいです。職種変更の中では最も難易度が低く、20代前半でも狙いやすいです。

    パターン2:異業界・同職種(説明がしやすい)

    業界は変えるが、職種は同じパターンです。たとえば飲食業界の営業からIT業界の営業へ、といった動き方です。職種の実績がそのまま評価されるため、「なぜその職種か」の説明が不要で、「なぜその業界か」だけ説明できればOKです。

    パターン3:異業界・異職種(最も難しい)

    業界も職種も同時に変えるパターンです。難易度は最も高く、二段階転職が現実的なケースもあります。最初に業界だけ寄せ、次に本命職種へ行く流れです。焦って一気に変えようとすると、書類通過率が大幅に下がりやすいです。

    「ピボット転職」という考え方

    近年、キャリアの文脈で「ピボット転職」という言葉が使われるようになっています。バスケットボールの「ピボット」のように、片足を軸にして方向を変えるイメージです。業界か職種のどちらか一方を軸に残しながら、もう一方を変えるという考え方です。

    たとえば、アパレル販売からアパレルのEC担当へ(業界を軸に、職種を変える)。あるいは、営業職のまま食品業界からSaaS業界へ(職種を軸に、業界を変える)。どちらも「使えるスキルが一つ以上共通している」状態なので、採用側に伝わりやすく、入社後のミスマッチも減らせます。

    完全に一から始めるより、1つでも共通するスキルや経験を軸にして方向転換する方が、短期間で新しい職種に馴染めます。次は具体的な方法を整理します。

    🔍 職種を変える転職の方法、3つから始めればOK

    方法1:自己分析は「好き」より「続いた行動」で見る

    自己分析で見るべきは、感情より行動です。たとえばCさん(23歳・第二新卒)は「事務が向いてそう」と思っていました。でも棚卸しすると、学生時代から企画やSNS運用を続けていた。結果、営業事務ではなくマーケ職のアシスタントが合っていました。

    見る項目は3つで十分です。苦なく続けられたこと、周囲からよく頼まれたこと、成果が出た行動。この3つを書き出すだけで、ピボットの「軸」が見えてきます。

    方法2:経験を活かせる「近い職種」に変換する

    ポータブルスキルを言い換えるのがコツです。販売経験なら「ヒアリング力」「提案力」「クレーム対応力」。事務経験なら「正確性」「調整力」「進行管理」。これを求人票の業務内容に当てはめます。

    飲食店の店長補佐だったDさん(25歳)は、シフト管理・新人教育・売上管理の経験を整理し、営業事務と人事アシスタントへ応募。3社で面接まで進みました。職歴そのものより、再現できる行動のほうが評価されます。

    方法3:未経験可求人は「育成前提か」で見極める

    未経験可でも中身は違います。狙うべきは、研修期間が1〜3カ月ある、OJT担当が明記されている、20代採用実績がある求人です。逆に、常に大量募集、仕事内容があいまい、固定残業が長い求人は要注意です。

    応募数の目安は最初の3週間で10〜20社。広く見つつ、企業研究は深く。幅広く応募しても、見極めは甘くしない。これが基本です。次は失敗パターンを先に見ておきましょう。

    ⚠️ 9割がつまずく失敗パターン

    失敗1:年収だけで決めて後悔する

    Eさん(27歳)は、未経験職種で年収アップの求人へ転職。でも実際は、評価制度が不透明で残業が多く、半年で再転職になりました。年収だけでなく、基本給・賞与・残業時間・昇給幅まで見ましょう。

    失敗2:職種研究が浅く、思っていた仕事と違う

    「マーケティングがしたい」と言っても、会社によって広告運用中心、分析中心、SNS運用中心と違います。職種名ではなく、1日の業務内容で比べてください。社員インタビュー、口コミ、面接逆質問で確認するとズレが減ります。

    失敗3:志望動機が「逃げ」だけになっている

    「今の仕事が合わない」「人間関係がしんどい」だけでは弱いです。採用側が知りたいのは、次の職種で何を活かし、何を実現したいか。そこがつながっているかです。これ、やってる人かなり多いので注意。失敗は気合い不足ではなく、準備不足です。次は向いている職種変更かを確認します。

    ---

    💬 兵庫直樹コメント
    ハローワーク相談の現場でも、職種変更でうまくいく人は「辞めたい理由」だけで終わりません。次の職種で得たい経験まで言語化できています。キャリアコンサルティングでは、これをナラティブアプローチの考え方で整理することがあります。過去の経験を語り直すと、「ただ辞めたい」ではなく「次で何を積み上げたいか」が見えやすくなるんです。

    ピボット転職の考え方は、面談でもよく使います。「業界は変えたくない」「この職種の経験は捨てたくない」というどちらかの軸が見えると、次の求人選びがかなり絞りやすくなります。何を残して何を変えるか。これを言語化できた人ほど、短期間で納得できる転職先が決まりやすいです。

    ---

    🎯 向いている職種変更か、3分で見分けるチェック

    職種変更しやすい職種の特徴

    20代が移りやすいのは、研修があり、成果の再現性が高い職種です。営業、カスタマーサポート、営業事務、施工管理補助、ITサポートなど。共通点は、未経験採用の入り口が比較的広いこと。反対に、専門資格や実務年数が強く求められる経理上位職、法務、設計職などは難易度が上がります。

    ✅ 職種変更チェック

    ・今の経験を説明し直すと、応募職種で使える要素が3つある → ✅当てはまる ❌当てはまらない
    ・求人票に研修・OJT・未経験入社例の記載がある → ✅当てはまる ❌当てはまらない
    ・志望動機を「興味」ではなく「経験+理由」で話せる → ✅当てはまる ❌当てはまらない

    3つ✅なら → その職種は本命候補です
    1〜2つなら → 近い職種へ寄せるか、二段階転職を検討
    0なら → まず自己分析と職種研究をやり直しです

    志望動機は「過去→今→未来」で作る

    過去:今まで何をしてきたか。今:なぜその職種に変えたいか。未来:入社後どう貢献したいか。

    たとえば接客経験者なら、「お客様の課題を聞き、提案する経験を積んだ。今後はより継続的に顧客支援したく、カスタマーサクセスを志望する」。この形だとつながります。準備ができたら、次は実際の動き方を整理しましょう。

    🚀 迷う時間を減らす3ステップ行動プラン


    ステップ1:7日で自己分析を終わらせる

    ノート1枚でOKです。1日目に職歴を書き出す。2〜3日目で成果と行動を整理。4日目で向いていない業務も出す。5〜7日目で応募候補を3職種まで絞る。Fさん(24歳)はこの方法で、販売から人材営業・営業事務・採用アシスタントの3候補に整理できました。

    ステップ2:2週間で求人を集めて比較する

    求人は最低10件、理想は20件見ます。比較項目は仕事内容、研修、残業、年収、評価制度の5つ。なんとなく1社ずつ見ていると、判断軸がぶれます。表にして比べるだけで精度はかなり上がります。

    ステップ3:書類と面接は「再現性」を伝える

    面接で大事なのは、「未経験ですが頑張ります」ではありません。「前職でこう動き、こう成果を出した。この行動は御社でも再現できる」と伝えることです。未経験でも、行動の再現性が見えれば評価されます。

    もし一人で整理しきれないなら、私たちMakeCareerにご相談ください。MakeCareerでは、転職ありきで話を進めません。今は動かないほうがいいなら、その判断も一緒にします。やりたいことが曖昧でも、原体験や価値観、生活スタイルまで整理しながら、本当に合う職種を二人三脚で考えるのが私たちのスタイルです。

    📊 2026年現在の市場動向

    20代の職種変更は動きやすい状況が続いている

    2026年現在、20代の異業種・異職種転職の割合は高水準が続いています。20代前半は特に割合が高く、職種変更に挑戦しやすい時期です。未経験職種転職者の半数以上が年収アップを実現しているというデータもあります。

    ただし、追い風でも準備不足は通らない

    売り手市場でも、職種変更では一貫性が必要です。企業は「なぜこの職種か」「すぐ辞めないか」を見ています。市場は追い風。でも内定を決めるのは準備。これが現実です。最後に要点を整理します。

    🔑 まとめ:今日の一歩

    職種を変える転職で成功する人と失敗する人の差は、「つながり」を作れているかどうかです。

    要点は3つです。

    1つ目、職種変更には3パターンある。業界か職種のどちらかを軸に残すピボット転職が成功しやすい。
    2つ目、自己分析では「やりたいこと」より、続いた行動と成果を見ること。
    3つ目、未経験可求人でも、研修・OJT・採用実績を見て選ぶことです。

    今日やることは1つだけです。
    ノートかスマホに、今の仕事で「続けられた行動」を3つ書き出してください。そこが次の職種選びとピボットの軸になります。

    監修者プロフィール

    兵庫直樹
    MakeCareer株式会社 代表取締役
    国家資格キャリアコンサルタント

    ハローワーク勤務を経て人材業界へ。20代・第二新卒・未経験転職の支援を専門とし、「転職させないキャリア相談」をモットーに活動。キャリアアンカーやトランジション理論を活用した面談を得意とする。

    SNSでシェア

タグ一覧

新着ブログ

求人情報

オススメ求人

⭐20代で圧倒的に成長したい方へ【キャリアアドバイザー】営業・販売の経験者採用

20代で圧倒的に成長したい方へ【キャリアアドバイザー】営業・販売の経験者採用

職種:転職支援のキャリアアドバイザー(求職者面談・選考支援)

雇用形態:正社員

エリア:東京都渋谷区

土日祝休み

完全週休二日制

中卒・中認合格

大卒

他...

NEW!
【東京】イベント企画及び運営スタッフ

【東京】イベント企画及び運営スタッフ

職種:イベント企画・運営スタッフ(販促・接客対応)

雇用形態:正社員

エリア:東京都渋谷区

大卒

専門卒

短大卒

高卒・高認合格

他...

NEW!
⭐1.5ヶ月研修あり|20代活躍中の不動産賃貸営業

1.5ヶ月研修あり|20代活躍中の不動産賃貸営業

職種:賃貸不動産の反響営業(物件案内・契約サポート)

雇用形態:正社員

エリア:東京都渋谷区

年間休日 120 日以上

大卒

専門卒

短大卒

他...

NEW!
【上場企業/労務担当】成長企業で挑戦|労務のキャリアを積みたい方歓迎!

【上場企業/労務担当】成長企業で挑戦|労務のキャリアを積みたい方歓迎!

職種:人材企業の労務担当(給与計算・社保手続き)

雇用形態:正社員

エリア:東京都渋谷区

土日祝休み

完全週休二日制

年間休日 120 日以上

中卒・中認合格

他...

NEW!
上場企業で幅広く活躍!日常経理~決算まで任せられる経理メンバー募集

上場企業で幅広く活躍!日常経理~決算まで任せられる経理メンバー募集

職種:人材サービス企業の経理担当(月次決算・財務管理)

雇用形態:正社員

エリア:東京都渋谷区

土日祝休み

完全週休二日制

年間休日 120 日以上

中卒・中認合格

他...

NEW!
営業経験を事業づくりへ|企画営業募集

営業経験を事業づくりへ|企画営業募集

職種:社会課題解決事業の企画営業(法人向け提案・戦略立案)

雇用形態:正社員

エリア:東京都渋谷区

土日祝休み

完全週休二日制

大卒

専門卒

他...

NEW!

合わせて読みたい記事