一般事務と営業事務、どっちが自分に合う?未経験20代が迷う前に知るべき違い
投稿者:兵庫直樹

🔍 まず知っておきたい、一般事務と営業事務の決定的な違い
「一般事務と営業事務、名前は似ているけど何が違うの?」未経験で事務職を目指す20代や、第二新卒で転職を考える人ほど、ここで迷いやすいですよね。求人票を見ても業務内容が似ていて判断しにくい。しかも入社後に「思っていた仕事と違った」となるのは避けたい。
結論から言うと、コツコツ正確に進めたいなら一般事務、先回りして人を支えるのが得意なら営業事務が合いやすいです。ただし会社規模や求人票の書き方で線引きが曖昧なこともあります。仕事内容だけでなく、働き方・年収・将来のキャリアまで含めて選ぶのがコツです。
一般事務は「会社全体」を支える役割
一般事務は、部署を問わず社内全体の事務作業を支える仕事です。書類作成、データ入力、電話対応、来客対応、備品管理など。社内をスムーズに回す土台づくりが中心です。
24歳のBさんは未経験で一般事務に転職。1日の多くをPC入力や書類整理に使い、社内メンバーからの依頼に対応しています。社外とのやり取りは全体の2割ほど。社内中心で、正確性が強く求められる働き方です。
営業事務は「営業部門」を支える役割
営業事務は、営業担当が動きやすいように支える仕事です。見積書作成、受発注処理、納期確認、顧客対応、売上管理などが代表的です。営業の成果に近い場所で働くので、スピード感も出やすいです。
25歳のAさんは営業事務として、1日10件以上の受発注処理を担当。営業から「急ぎで見積もりお願い」と連絡が入ることも多く、社外の取引先対応も日常的にあります。社内外の調整が多いのが特徴です。
違いを見るなら3つの軸で
1つ目は誰を支えるか。会社全体か、営業部門か。
2つ目は社外対応の多さ。一般事務は社内中心、営業事務は社外対応が増えやすいです。
3つ目は仕事の変動幅。営業事務は営業都合で急ぎ対応が入りやすい傾向があります。
実はこれが盲点です。小規模企業では、一般事務と営業事務を兼任することも珍しくありません。職種名だけで判断するとズレます。求人票の「具体的な1日の業務」を必ず見てください。次は実務ベースで仕事内容と必要スキルを比べます。
💡 仕事内容で比べると見えてくる、求められるスキルの差
一般事務に多い業務と必要スキル
一般事務でよくある業務は、書類作成、ファイリング、データ入力、郵便物対応、電話取次などです。求められるのは正確性・丁寧さ・PCスキル。Excelの基本操作や、ミスなく処理する力が評価されやすいです。
23歳のCさんは1日200件近いデータ入力を担当。処理スピードより、入力ミスを出さないことが重視されました。一般事務は「ミスを減らせる人」が強いです。
営業事務に多い業務と必要スキル
営業事務では、見積書や請求書の作成、受発注、納期調整、在庫確認、顧客への連絡などが増えます。必要なのは調整力・主体性・コミュニケーション力。営業、取引先、社内の関係部署をつなぐ場面が多いからです。
26歳のDさんは、午前中だけで営業3人から別々の依頼が届く環境でした。優先順位を即判断し、納期トラブルを防ぐのが役目。営業事務は「言われたことをやる」だけでは足りず、先回りが価値になります。
企業規模で仕事の幅はかなり変わる
大企業では分業が進んでいて、一般事務は庶務中心、営業事務は受発注中心と分かれやすいです。一方で社員30人未満の企業だと、電話対応も来客対応も営業サポートも一人で担うことがあります。「一般事務」と書いてあっても営業資料作成が多い求人もあります。業務欄に「顧客対応」「納期調整」が多ければ、実質は営業事務寄りです。次は向き不向きを整理します。
✅ あなたはどっち?向いている人の特徴と適性チェック
「事務職がいい、でも人とも関わりたい」なら営業事務が合いやすい
事務職を希望する理由は人それぞれです。「接客はしんどいけど、完全に一人で黙々とは物足りない」「人と話すのは好きだけど、外回りはしたくない」というタイプの人は、営業事務との相性が良いことが多いです。
営業事務は、社内の営業担当や社外の取引先と毎日やり取りがあります。電話・メール・打ち合わせなど、コミュニケーションが仕事の中心にあります。「完全にデスクだけで完結する仕事より、少し人と関わりながら動きたい」という人にとっては、やりがいを感じやすい環境です。
たとえば接客業出身の24歳のFさんは、「お客様と話すのは好きだったけど、体力的にきつかった」と感じていました。営業事務に転職し、取引先や社内営業との連絡調整が得意分野になりました。対人経験を活かしながら、デスクワーク中心で働けるのが営業事務の魅力です。
「静かに集中して仕事したい」コツコツタイプには一般事務が合う
逆に、「できるだけ人との調整を少なくして、自分のペースで仕事を進めたい」というタイプには一般事務が向いています。急な依頼や割り込みより、決まった業務をきれいに仕上げることにやりがいを感じる人です。
23歳のEさんは、人前で話すより手順通りにミスなく進める仕事で評価されました。「誰かに感謝されるより、エラーゼロで処理が終わった達成感が好き」という人は、一般事務でこそ強みが活きます。
ただし、一般事務でも電話対応や来客対応は発生します。「完全に人と話さない仕事」ではないので、そこは注意が必要です。
コミュニケーション志向か、集中処理志向かで分けると整理しやすい
まとめると、次のように考えると選びやすいです。
・人と関わりながら事務をしたい → 営業事務
・集中してコツコツ処理するのが得意 → 一般事務
・先回りして動くのが好き → 営業事務
・決まった手順を正確にこなすのが好き → 一般事務
・変化やスピード感がある方がやりがいを感じる → 営業事務
・安定したリズムで働きたい → 一般事務
✅ 事務職タイプチェック
・同じ作業を丁寧に続けるのが得意 → ✅当てはまる ❌当てはまらない
・急な依頼より、予定通り進むほうが安心 → ✅当てはまる ❌当てはまらない
・人との調整より、正確な処理で貢献したい → ✅当てはまる ❌当てはまらない
3つ✅なら → 一般事務向き
1〜2つなら → 営業事務も含めて比較
逆に、静かな環境を強く求める人が営業事務に行くとしんどくなることがあります。営業都合で予定が変わるからです。向いている方向が見えたら、次は働き方や年収の違いを見ていきましょう。
---💬 兵庫直樹コメント
「一般事務か営業事務か迷っています」という相談は面談でよく受けます。そのとき私がよく聞くのは、「これまでの仕事で、一番やりがいを感じた瞬間はいつですか?」という質問です。
「正確に入力できたとき」「資料がきれいにまとまったとき」と答える人は、一般事務の静かな環境でコツコツ積み上げる働き方が合いやすいです。「相手に感謝されたとき」「急な依頼に対応できたとき」と答える人は、営業事務の対人連携が強みになりやすいです。
職種名よりも「自分がどんな瞬間に充実感を感じるか」を先に言葉にすることが、ミスマッチを防ぐ一番の近道です。それが曖昧なまま求人票を見ても、条件だけで判断してしまいやすくなります。もし言葉にしにくければ、一緒に整理するところから始めましょう。
---📊 定時・残業・年収はどう違う?働き方とキャリアの差
一般事務は比較的定時寄り、営業事務は変動が出やすい
一般事務は、毎日の業務がある程度ルーティン化されている職場が多く、比較的定時で終わりやすい傾向があります。一方で営業事務は、月末月初、受注集中日、営業の締切前に忙しくなりやすいです。
25歳のGさんは一般事務で月残業5〜10時間ほど。対して営業事務のHさんは、繁忙月に20時間前後まで増えることがありました。これ、やってる人かなり多いので注意。残業時間は職種名ではなく、部署の繁忙サイクルで確認すべきです。
年収は営業事務がやや高めになりやすい
営業事務のほうが一般事務より少し高い求人が見つかりやすいです。受発注や顧客対応、調整業務など、専門性が求められやすいからです。ただし年収だけで選ぶのは危険です。月1万円高くても、毎日バタバタする環境が合わなければ長続きしません。「年収」と「自分の消耗度」をセットで見てください。
キャリアの広がり方にも差がある
一般事務は、総務、経理補助、庶務などへ広がるケースがあります。営業事務は、営業アシスタント、受発注管理、カスタマーサポート、業務改善職へつながりやすいです。
転職市場では、営業事務経験から一般事務へ移るのは比較的しやすい一方、一般事務から営業事務へは対人調整の実績が弱いと不利になることがあります。将来の選択肢を広げたいなら、営業事務は強みになりやすいです。次は選び方のステップを整理します。
🎯 迷ったらこれで決める、一般事務と営業事務の選び方
判断軸は「適性・将来像・環境」の3つ
安定した業務で正確さを磨きたいなら一般事務。調整力をつけて将来の幅を広げたいなら営業事務。まずはこれが基本です。
判断軸は3つです。1つ目は適性。コツコツ型か、連携型か。2つ目は将来像。5年後に専門性を広げたいか、安定して働きたいか。3つ目は環境。静かな職場がいいか、変化がある職場がいいか。
迷ったときの3ステップ
ステップ1:過去の経験を振り返る。学生時代やアルバイトで褒められたのは何か。入力の正確さか、周囲との連携か。
ステップ2:求人票で3点確認する。「誰をサポートするか」「社外対応の有無」「1日の流れ」。
ステップ3:譲れない条件を1つ決める。残業少なめ、年収、社外対応の少なさ。全部は取りにくいので、最優先を1つに絞ります。
27歳のIさんは最初は一般事務志望でしたが、接客経験を棚卸しすると調整役が得意だと判明。営業事務に方向転換し、入社後のミスマッチを防げました。
未経験20代が失敗しない求人の見方
求人票で「受発注」「納期調整」「営業資料作成」が多ければ営業事務寄り。「データ入力」「備品管理」「庶務」「来客対応」が中心なら一般事務寄りです。「事務なら何でもいい」と思って応募すると、ここが一番危ないです。
もし一人で整理しきれないなら、私たちMakeCareerにご相談ください。MakeCareerでは、転職させることをゴールにしていません。話を聞いた結果、「今は転職しない」「事務職の中でも別の選択肢を見る」という判断を一緒にすることもあります。やりたいことがまだ曖昧でも大丈夫です。原体験、価値観、生活スタイルまで深掘りしながら、一般事務と営業事務のどちらが本質的に合うのかを二人三脚で整理していきます。
📈 2026年現在の市場を見ると、どちらが狙いやすい?
一般事務は人気が高く、競争も強い
2026年現在、一般事務は依然として人気職種です。ただし、事務職全体の有効求人倍率は低水準が続いており、1人あたりの求人が少なく、競争はかなり強めです。未経験だと書類選考で差がつきやすいため、資格だけで勝負するより、正確性やPC経験を具体的に伝えることが大切です。
営業事務は採用機会が広め
営業事務は一般事務より有効求人倍率が高い水準にあります。受発注や調整業務などで人手が必要になりやすく、採用機会が広い傾向があります。AI時代でも、対人調整や社内外連携が多い仕事は代替されにくい面があります。関係者を動かす力がある人は、今後さらに評価されやすいです。
将来性は「職種名」より積み上がるスキルで決まる
大事なのは一般事務か営業事務かだけではなく、PC処理・業務改善・受発注管理・顧客対応など何を積み上げられるかです。将来の幅を重視するなら、営業事務を起点にする考え方もあります。とはいえ、働き方が合わなければ本末転倒。最後は「続けられるか」で決めるのが現実的です。最後に要点を整理します。
🔑 まとめ:今日の一歩
一般事務と営業事務は名前より中身で選ぶべきです。
要点は3つです。
1つ目、一般事務は会社全体を、営業事務は営業部門を支える仕事。コツコツ集中型には一般事務、人と関わりながら事務をしたい人には営業事務が合いやすい。
2つ目、残業の波・年収・キャリアの方向性も職種によって違う。自分の消耗度とセットで見ること。
3つ目、市場では営業事務のほうが採用機会は広めだが、求人票の実務確認は必須。
今日やることは1つだけです。
気になる求人を2件だけ開いて、「誰を支える仕事か」「社外対応の有無」「1日の流れ」の3点をメモしてください。そこから自分に合う方がかなり見えやすくなります。
監修者プロフィール
兵庫直樹
MakeCareer株式会社 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
ハローワーク勤務を経て人材業界へ。20代・第二新卒・未経験転職の支援を専門とし、「転職させないキャリア相談」をモットーに活動。キャリアアンカーやトランジション理論を活用した面談を得意とする。
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